ビージーズはオーストラリアで結成されたグループで、60年代から70年代にかけて活躍しました。しかし、60年代と70年代では、音楽性が大きく変化しています。
60年代は、ギブ3兄弟を中心とした、いわゆるソフトロックのグループとして、数多くのヒット曲を生み出しました。「ニューヨーク炭鉱の悲劇」「ジョーク」「ワーズ」「ホリデイ」などが代表曲です。特に日本では、映画「小さな恋のメロディ」の挿入歌「メロディー・フェア」が大ヒットしました。
この映画は、中学校の頃、学校主催の映画鑑賞会で上映され、初めて観た記憶があります。イギリス映画ですが、本国ではあまりヒットしなかった一方、日本では主演の子役二人の可愛らしさが受け、映画もヒットしました。
70年代のビージーズは、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックに収録された「恋のナイト・フィーバー」「ステイン・アライブ」などが大ヒットしました。このサウンドトラックは、後にマイケル・ジャクソンの「スリラー」に抜かれるまで、世界で最も売れたアルバムだったそうです。
大学の同窓生も当時、ジョン・トラボルタにハマり、あのポーズをしていましたが、今も元気でしょうか。
ビージーズの近況について調べてみました。
ビー・ジーズは、現在グループとしての活動は終了しており、現在は過去の功績の再評価と遺産の継承が行われています。
メンバーの現在と「最後の生き残り」バリー・ギブ
ビー・ジーズはギブ家の3兄弟(バリー、ロビン、モーリス)を中心に活動していました。しかし、2003年に三男のモーリスが53歳で急逝し、2012年には双子の弟であるロビンが62歳で病没しました。
唯一の生存メンバーとなった長兄のバリー・ギブ(Barry Gibb)はソロ活動を続けています。2018年には音楽界への貢献により英国王室からナイト(爵位)を授与され、「サー・バリー・ギブ」となりました。2021年にはビー・ジーズの名曲をカントリー界のスターたちとセルフカバーしたソロアルバム『Greenfields』をリリースし、ソロとして初の全英アルバムチャート1位を獲得するなど、変わらぬ影響力を証明しています。また、近年も「ケネディ・センター名誉賞」を受賞するなど数々の栄誉に包まれています。
ドキュメンタリー映画と伝記映画プロジェクト
近年のビー・ジーズ再評価の大きな契機となったのが、2020年に公開された公式ドキュメンタリー映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡(原題:How Can You Mend a Broken Heart)』です。グループの光と影、兄弟の絆を丁寧に描き出し、批評家・ファンから高い評価を受けました。また、ハリウッドでは彼らの波乱万丈な生涯を描く伝記映画の制作プロジェクトも進行しており、長年にわたり世界中で注目を集め続けています。
SNSとストリーミングでの再ブレイク
『Stayin' Alive』や『How Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)』などの代表曲は、TikTokなどのSNSで楽曲がトレンド化し、Z世代をはじめとする若い世代のリスナーの間でも再発見されています。
かつてのディスコの象徴という枠を超え、ポピュラー音楽史上屈指のソングライティングチームとして、ビー・ジーズの楽曲群は今なお世界中で愛され聴き継がれています。

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