Translate

2026年10月24日土曜日

ドノバンは好きなミュージシャンの一人です。当時は、彼独特の特徴的な声とアコースティックギターの弾き語りスタイルに強く惹かれました。当時のキャッチフレーズは「現代の吟遊詩人」でしたが、まさにその名に恥じない名曲を数多く残しています。

  • Sunshine Superman(1966年):全米1位を記録したサイケデリック・フォークを代表する名曲。

  • Mellow Yellow(1967年):軽快でポップなサウンドが世界的に大ヒットした代表作。

  • Catch the Wind(1965年):フォーク歌手としての地位を確立したデビューシングル。

  • Atlantis(幻のアトランティス / 1969年):全米7位、全英23位を記録したエキゾチックなナンバー。

  • The Hurdy Gurdy Man(1968年):ハードロック的なアプローチを取り入れた神秘的なヒット曲。

  • Jennifer Juniper(1968年):可憐でメロディアスなフォーク・ポップ曲。

上記の曲はどれも好きですが、これら以外にも「Riki Tiki Tavi(リィキ・ティキ・タビ)」という楽曲があります。後年にロックバンド形態で発表された「ケルティック・ロック」のB面(またはカップリング)に収録されていた曲で、初期の吟遊詩人スタイルとは異なるサイケデリック・ロック調のサウンドですが、こちらも非常に気に入っています。

この「リィキ・ティキ・タビ」というタイトルは、ハインラインのファンであれば誰もが名作小説『夏への扉』に登場する文化(または猫の元ネタ)を連想するはずです。元をたどればキプリングの『ジャングル・ブック』に登場するマングースの名前のようですが、さすがにそこまでの記憶はありませんでした。

ちなみに『夏への扉』に登場する猫の名前は、初期の日本語訳では「護民官ペトロニウス」と訳されていましたが、後に「審判者ペトロニウス」に変更されたようです。いずれにせよ、最近までずっと「ペテルギウス」だと勘違いして覚えていた自分にとっては、どちらでも大きな違いはありません(笑)。

また、「The Hurdy Gurdy Man」は、アニメ『無職転生』に登場する魔神「バーディガーディ」の元ネタではないかと推测しています。このように様々な文化に影響を与えたドノバンですが、個人的にはNHKのドラマ挿入歌として使われた「River Song(リヴァー・ソング)」も強く印象に残っています。

つげ義春原作の『紅い花』を実写化したドラマで、美しい川の映像とともに流れていました。コード進行やフレーズもそれほど難しくなかったので、自分でもアコースティックギターでコピーして弾いた思い出深い一曲です。

※ケルティックロックは異世界によくマッチしています。



2026年10月20日火曜日

コミックソングは洋の東西を問わず大人気?!

洋の東西を問わず、笑いを誘う音楽は大ヒットすることがあります。音楽は感情を揺さぶるものだからこそ、喜怒哀楽に直結しており、その「喜」の中に「笑い」が含まれることは言うまでもありません。

洋楽好きとしては、海外のコミックソング(ノベルティソング)を挙げたいところですが、パッと思い浮かぶものはそう多くありません。その中で強く記憶に残っているのは、アル・ヤンコビックの「Eat It」です。これはマイケル・ジャクソンの大ヒット曲「Beat It」のパロディであり、替え歌でもあります。ミュージックビデオで彼が着ている赤いジャケットは、マイケル本人から贈られたものだと聞いています。まさに本人公認の完璧なパロディソングでした。

もう一人記憶に残っているのは、スキャットマン・ジョンの「Scatman (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)」です。独特なスタイルですが、キャッチーなメロディに高速のスキャットを乗せた非常に軽快なヒット曲でした。

一方、日本にはかつて「コミックバンド」と呼ばれるジャンルが存在していました。古くはハナ肇とクレージーキャッツが挙げられます。彼らはテレビで冠番組を持ち、コントやギャグを披露しながら「スーダラ節」や「ハイそれまでョ」といった数々のコミックソングをヒットさせました。メインボーカルの植木等さんのインパクトも強烈です。

クレージーキャッツの楽曲の多くは、当時放送作家だった青島幸男さんが作詞を手掛けていましたが、のちに東京都知事に就任したことには大変驚かされました。選挙運動をほとんど行わない独自のスタイルでも有名でした。

そのクレージーキャッツの後継とも言える存在が、ザ・ドリフターズです。ビートルズの来日公演で前座を務めたエピソードは有名ですが、長年にわたりゴールデンタイムで冠番組を持ち続けたことからも、当時の爆発的な人気の高さが伺えます。彼らのヒット曲「いい湯だな」は、近年ゲーム内で使用されたことをきっかけに、再び若い世代からも注目を集めていました。

日常に音楽があるだけで心は豊かになりますが、たまには思わず吹き出してしまうような笑える音楽も、私たちの生活には欠かせないのかもしれません。

※初めて作ったノベルティソング





2026年10月15日木曜日

TVやラジオのオープニング曲


 TVやラジオには、オープニング曲に強い特徴のある番組が数多く存在します。特に1960年代はラジオの深夜放送が絶大な人気を誇っていたため、今でも印象に残っている曲がいくつもあります。深夜放送の代名詞とも言える『オールナイトニッポン』のテーマ曲「ビター・スウィート・サンバ」(ハーブ・アルパート&ザ・ティフアナ・ブラス)は、その最たる例でしょう。一方、TBSラジオの『パックインミュージック』にもオープニング曲はありましたが、個人的に強く記憶に残っているのは印象的なジングルでした。


また当時のTV番組では、プロ野球中継やプロレス中継がゴールデンタイムの花形だった時代です。そのため、スポーツ番組のオープニング曲も今なお耳から離れません。メロディーははっきりと覚えているものの作曲者名までは思い出せませんが、当時は著名な作曲家が手掛けていたと記憶しています。


変わったところでは、キユーピーが一貫して提供している『3分クッキング』のテーマ曲も、世代を超えて誰もが耳にしたことのある名曲ではないでしょうか。


このような「音で番組を象徴する」流れは現代にも受け継がれており、現在のYouTube配信者たちも、それぞれのイメージ定着やブランディングのために印象的なオープニング曲を活用しているようです。

上記以外の当時特に有名だったオープニング曲を調べてみました。

1. ラジオ深夜放送

  • 『JET STREAM』(TOKYO FM / 旧FM東京)

    • 曲名: 「ミスター・ロンリー」(フランク・プゥルセル・グランド・オーケストラ)

    • 特徴: 城達也氏のナレーションとともに流れるイージーリスニングの名曲。夜の静けさと旅情を象徴する圧倒的な認知度のテーマ曲です。

  • 『パックインミュージック』(TBSラジオ)

    • 曲名: 「Theme from The Joint」(The Joint)などのインスト曲(時期や曜日により変動)

    • 特徴: 印象的なジングル(「パックインミュージック〜♪」)とともに深夜族に親しまれました。

2. スポーツ番組(名作曲家たち)

記憶にある「有名な作曲家」によるスポーツテーマ曲として、代表的なものは以下でした。

  • プロ野球中継『スポーツショウ行進曲』(NHK)

    • 作曲: 古関裕而(『栄冠は君に輝く』『六甲おろし』等)

  • プロレス中継・スポーツ中継『スポーツ行進曲』(日本テレビ)

    • 作曲: 團伊玖磨(オペラ『夕鶴』等)

    • 特徴: 全日本プロレスや巨人戦の中継で長年親しまれた、日本のスポーツ音楽の金字塔です。

3. その他の名物TVオープニング

  • 『兼高かおる世界の旅』(TBS系)

    • 曲名: 「スウィート・ジョージア・ブラウン」(演奏: ワーナー・ブラザース・オーケストラ)

    • 特徴: 軽快なリスニング・ジャズに乗せて世界を巡る、日曜朝の象徴的なオープニングです。

  • 『キユーピー3分クッキング』の補足情報

    • 曲名: 「おもちゃの兵隊の観兵式(おもちゃの兵隊のマーチ)」(レオン・イェッセル作曲)

    • 特徴: 1962年の番組開始当初から一貫して使われ続けている、認知度抜群のクラシック楽曲です。