60年代の後半に登場したプログレッシブ・ロックを聴いたとき、それまでにない音楽性に衝撃を受けました。特にキング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」は、レコードに針を落として音が流れた瞬間、思わず少し固まってしまったほどです。
キング・クリムゾンのサウンドには、メロトロンという、あらかじめ録音した音を再生する楽器が特徴的に使われています。オーケストラの楽器や合唱など、さまざまな音を鍵盤を弾くだけで再現することができます。
ただし、テープに録音した音を再生する仕組みなので、元の音を完全に忠実に再現できるわけではありません。しかし、むしろその独特の不完全さが音に深みを与え、魅力的なサウンドを生み出すことにつながっています。
キング・クリムゾンの魅力は、ボーカルにもあります。特に初代ボーカリストのグレッグ・レイク(後にエマーソン・レイク・アンド・パーマーを結成)と、ジョン・ウェットンは、個人的に好きなボーカリストでした。

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